HIFU(ハイフ)で前立腺癌の手術をした!

なぜHIFU(ハイフ)という治療を選択したか?

① 前立腺がんだと診断されるまで

 

 

 

初めまして

 

 ここでは自分の名前なのでITARUと名乗っておきますね、ちょっと変わった名前です(笑)。この他にも「変わるしかないんだ!」というタイトルのブログを書いています。

 

去年の3月にいつものように市の健康診断を受けました。それがきっかけで今回の前立腺がんの発見そして手術に繋がったので、ブログの日記とは別にこのことを整理して書き留めておこうと思いました。

 

年齢は53歳で妻とすでに結婚している2人の息子、そして去年今年と孫が誕生して、喜びもあり、

 

ところがその発見のきっかけの健康診断の今年の3月から、遡ること3ヶ月くらい前に、86歳の父親の肝臓がんが見つかったのです、おそらくその事も併記しながら話は進めた方が良いのかもしれません。

 

父親の話も交えながら、僕が前立腺がんになりHIFUという治療に到るまでを、このブログにたどり着いたご本人もしくはご家族の方のお力添えになれば嬉しいと思い書いていこうと思いました。

 

ただ、僕は自分で言うのもなんですが、一般的な人よりも健康の知識については詳しいし、オプティマルヘルス(最良の健康)を出来うる限りは意識してきたつもりです。

 

個人ビジネスを30年以上してきて、それを本業にできるまでにしました。

そして、オーガニックのサプリメントを始めとして水や空気の安全なものを扱ってきましたし、食についても添加物や農薬そして糖質過多にならぬような意識で過ごしてまいりました。

 

ただし、お酒は大好きでして(笑)、メンタルも変なところ正義感や倫理観が強く、人を許せないところがありますので、完璧ではないの承知していましたし、

 

今や癌という病気は2人に1人のこの国の現状ですから、自分の身にもあり得る話だとも認識していました。

 

そんな中である日からその「癌」という病気があれよあれよという間に「自分ごと」になっていく慌てようも含めて、僕がどんな心境でどんな選択をしていったか?を書いていきます。

 

前立腺がんは癌の中では比較的命に関わるものではないと言われていますが、そうは言っても古くはあの大隈重信卿から深作欣二監督や米長邦雄棋士渡辺淳一などもこの病気で亡くなっている、そうです(笑)。なぜ「そうです」かは今後に書きます。

 

アースマラソンの途中でこの病気が判り外国で治療した間寛平さんなんかも、「死を意識した」と応えられています。

 

もっと重いとされる他の癌になっている方ももちろんですが、この「癌」という病気の特徴はまずは即座に「死」を意識せざるを得ないことだと思います。

 

そしてもう一つの特徴、それは、、

「確固とした原因及び治療法が誰にもまだ解明できていないこと」

なので非常に治療法や今後の生き方が悩みやすいということだと思います。

 

その「選択」において死に至った方もいるし、今元気に活動している人もいる。

凄く権威あるお医者さんの言われるがままで助かった方もいるかもしれないが、それ故に死を早めた人もいます、はっきり言っちゃいます。

 

ですからとてもリアルに死を意識しながら自己判断が非常に求められる病だと思うのです。

 

では僕の場合はどうしたか?という1つの参考にしてください。

今の状態を言うと、手術をして1ヶ月が経ち、術後初めての検診で、MRI上では綺麗に僕の治療法では「焼いた」という表現になると思いますが、お医者様の話では成功した「らしい」です。

 

まだ今後再発する可能性はもちろん有ります、というよりも結論を言うと「癌」という病気は誰のもとにも起こり得るし、日々がん細胞は誰にも生まれているわけです。

 

なので手術して「治った」という言葉は決して使いたくないです、今後のことは自分次第、これからの生き方、食事を含めた生活習慣次第だと思います。

 

そういう意味では、この病気が教えてくれた事には本当に心から有り難いと思えることがたくさんありました。

 

では、自分の経緯を追いながら少しずつ更新していきます。

 

 

先生が少し脅しをかけた(笑)

 

毎年、市の無料健康診断だけはもったいないので受けてきました。

父や兄などからは彼らがやっている人間ドッグのような綿密に病気を探し出すことを勧められてきましいたが、無視し続けておりました(笑)。

 

そもそも「早期発見が良い」というけれども、多くの歌舞伎役者を始めとする芸能人やスポーツ選手などの病気から死に至る経緯で、特に「癌の早期発見」によるものの例が多いことを感じていたからです。

 

血管や心臓、脳の詰まりや不調は知りたいが、癌は見つかってもその治療方法を選ぶことがとても難しい。

 

なので、ならないための事に重きをおき、なるべく見つけないという方向性でおりました(笑)。

うちの場合はパートナーの妻の方がもっとその傾向が顕著で、彼女は健康オタクといって良いほどで、サプリメント管理士の資格などもとっています。

 

なので、癌にかかった後の今後も積極的に探そうという気には今のところなっておりません。

 

ではなぜ今回は健康診断で見つかったか?というと少し心配なところがありまして、それは以前からの尿酸値が高いことと、この数年感じていたことは調べておこうかな?と思ったからでした。

 

実は以前から夜中のオシッコの回数が気になっていたので、今回は¥500のオプションで(笑)、前立腺のPSAという数値も調べてもらっていたんです。

 

夜中のオシッコについても、浄水を寝る前にしっかり摂る習慣があるので、そのせいで仕方がないと思ってもいました。

 

ですが、これだけ世の中に前立腺肥大と前立腺がんの方が増えてきているのは、自分だけは大丈夫だとか例外だとかを思えるほどの自信家でもなかったのです。

 

その結果を聴きにいった日から僕のドキドキが少しだけ動き出したわけです、その街のお医者さんは普段はとっても親しみやすく穏やかな方なのですが、

 

「PSAの数値が7.0ですね、これはきちんと調べに行った方がいいです!」

 

その後に前立腺がんなんかも怖いですからねとかなんとか言われたと思いますが、そんなことよりも穏やかな先生が少し脅しも入れてきたので、「これはちゃんと調べにゃあかんな。」そう思った記憶があります、面倒くさいことが始まらなきゃいいけど、、。

 

それが僕にとっての前立腺がんと始まりの始まりでした。

 

 

父親が肝臓がんと診断されて手術をした

 

 

実はもう一つそこには伏線があって、それは父親が肝臓がんになったことでした。

親父は先程書いたように、健康については結構意識の高い人で、人間ドッグだけでなく、サプリも摂りスポーツジムも週3回は通う人です。

 

なので86歳になっても肌艶は良いし、年に1度は1人でスキーに行くんです!

 

その父親が検査で肝臓がんだと診断されて、まあ80代後半まで癌にかからなかったのもすごい話なんですが、そうは言ってもショックだったようです、そうなんです、癌という病はいくつになっても本人にも家族にもショックを与え、死を意識させるものなんです。

 

そして親父がとった判断は、病院は近い市内唯一の大学総合病院にする。

そこの肝臓がんの権威の先生がラッキーにも主治医なのでその先生の判断にお任せする。大まかに書くとそういう方向性であったと思います。

 

そしてその主治医の先生が得意とする外科手術をすることに決めたのが去年の12月、手術は2月に行うことになりました。

そして8時間にも及ぶ手術のすえ無事?切り取られ、僕ら夫婦と兄は希望でその切り取られた見事な肝臓を見て帰ってきたわけです。

 

その後の父親のことも今後は書いていきますが、今の時点では管はついてる状態ですが歩いて生活ができております、まあいろいろと問題がある訳ですが、、。

 

とにかく僕の健康診断の1ヶ月前に父親が肝臓がんの手術をしたことは、少なからず僕が前立腺の検査をしたことと無縁ではないと思います。

ではその後どうなっていくかを今後は少しずつになるかもしれませんが書いていきますね。

 

そしてHIFUの治療を前立腺がんがわかり悩んで検索している方がいるかもしれませんので、結論を先に書いておいた方が良いと思われますので、、

 

お金が保険適用されないので100万円ほどかかりますが、もしそれを出しても良い、そして後遺症があまりなく性機能をまだもっていたいという方、

 

今の時点の状態でしか申し上げられませんが、僕はやって良い手術だと思います。

 いろいろ排尿障害などやっかいなこともありますが、おそらく他の方法よりも軽いです、そして僕の場合はすでに性機能も回復してきています。

 

僕は因みに東海大学八王子病院で知慮をしました。

 

それではまた。